古希のお祝い、食事メニューは?

70歳の古希のお祝いは長寿祝いで、これまでの感謝や今後の健康を願うもの。一生に一度しかないお祝いごとです。祝宴を開きたいご家族もたくさんいます。ということで、古希祝いの食事メニューについてです。

 

 

祝宴・食事会を開く時の食事メニューは、手料理でも出前でも外食でも構いません。基本的には、古希を迎えるお父さんお母さんの好きな食事を用意するのがベターです。

 

 

最近では、70歳といっても元気でアクティブな方はたくさんいます。そんな元気な古希を迎えられるお父さんお母さんなら、外食でお祝いも。その場合、「主役の方が食べられないもの」「苦手な食材」を事前に伝えておくと、それを考慮してメニューを考えてくれる料亭や和食レストランを選びましょう。

 

外食

外食の場合、和食系が人気です。70歳のお祝いなので、歯が弱くなっている人も多いので、固いお肉などはできるだけ避けておきたいですね。和食なら、その辺りのことをあまり気にする必要はありません。

 

 

懐石、割烹、料亭などではお祝い用のメニューを用意しているお店もたくさん。メニューを考えるのが難しい時は、そうしたお店で用意してもらいましょう。

 

お祝い料理といっても、予算や希望に応じてメニューの調整をしてくれます。具体的に「こんな料理が好きだから出して欲しい」、などのリクエストも可能です。

 

料亭

最近では70歳となっても、まだまだ元気な人が多く、気軽に外食されています。ただ、持病を持っている方もたくさんいるのも事実。前述したように食べられるもの、食べられないものなどを事前に伝え、メニュー調整をしてくれる料亭もいいです。

 

 

料亭と言うと、かなり価格が高くなってしまうのでは?そう身構えてしまいそうですが、最近では安価な価格で料理を提供している料亭も増えています。だから選択を間違わなければ、そこまで気にしなくても大丈夫です。

 

料亭は、ファミリーレストランとはまた違う大人な雰囲気があります。古希のお祝いにふさわしい、品のある贅沢な時間を過ごしてもらえますよ。

 

 

春の古希祝いなら

ご家族に人気の食事は桜鯛のしゃぶしゃぶです。古来祝儀の席では「めでたい」という意味を持つ鯛料理は、欠かせない食材。

 

 

中でも桜鯛は、春の旬の魚で、桜色がとても綺麗です。そんな桜鯛を堪能できるのは、春だけ。春に古希祝いをされる方は検討してみてくださいね。

 

またせっかっくのお祝いごとなので、大皿にお刺身や寿司、揚げ物などを乗せた豪華なメニューを注文されるといいかも。さっぱりとしたゆずをかけた「かつおのたたき」も、年配の方には楽しんでもらえるお料理です。

 

人生の大きな節目に家族みんなで食事会。豪勢な食事でサプライズ演出をしてみるのも良い思い出になりますよ。

古希祝いを祝う場所

古希祝いは、家族みんなで食事をすることが多いわけですが、悩むのが食事の場所。大きく分けて、「自宅開催」と「ホテルやレストランなどで外食」の二択でしょう。

 

自宅で開催する場合


準備や後片付けが必要になります。古希を迎えられる方と一緒に住んでいる場合は、勝手がわかっているのであまり苦労しないかもしれません。しかし、普段は離れて住んでいる場合には、少し時間に余裕をもって準備を始めるといいですね。

 

料理は手作りか出前を頼むかにもよって、準備内容や時間が変わってきます。そのあたりも計算しておきましょう。

 

多くの家族を呼ぶなら

料理のための買い出しや仕込みが必要です。けっこうな時間がかかります。なので家族の考え方にもよりますが、「そういった準備をする時間がもったいない。家族との会話を楽しみたい」と、お寿司などの出前を頼むケースが多いです。それに後片付けも楽ですからね。

 

 

プレゼントを贈ったり、家族団らんを楽しむ時間にあてることができます。めったに家族が揃わないなら、その方が有意義かもしれませんね。

 

外食の場合

外食をする際には、少しリッチな場所を選びましょう。ホテルやレストランでは、お祝いプランなどがあります。そちらを活用するといいでしょう。

 

「家族だけの時間を過ごしたい」と考えるなら、他のお客さんの目は気にしたくないもの。その場合席は個室を予約することをオススメします。小さいお子さんやお孫さんがいるなら、なおのこと個室が必要です。事前にチェックしておきましょう。

 

自宅にしろ外食にしろ、本人を含めてみなさんが満足するような場所・内容をしっかりと準備しておきたいですね。

母の70歳古希を祝うならこんなお店

お母さんの古希祝いをするお店としては、「和食・個室・掘りごたつ」の3つのポイントを抑えましょう!

 

和食


やはり70歳という年齢を考えると、洋食よりも和食の方がぴったりですよね。若い人であれば、洋食でボリュームの多い、肉や魚をガツガツ食べたいかと思いますが、あくまでもメインはお母さん。お母さんの口に合うような、和食のおいしいお店を探してみましょう。

 

個室

開放的な場所でもいいのですが、やはりお祝いの席。他の席がうるさくて雰囲気が壊れてしまう…なんてことにはなりたくないですよね。

 

お母さんからのコメントや親族のお祝いメッセージなど、感動的な場面で周りのどんちゃん騒ぎが聞こえると、なんだから白けてしまいます。ここはぜひ個室を選びましょう。人数が多くなると、個室を用意できるお店が限られてきますが、逆に選びやすくなるかもしれませんよ。

 

 

掘りごたつ

個室となると、椅子とテーブルがあるところよりも、座敷が用意されているお店の方が多いです。しかし高齢の方の中には足が悪い方もいます。足が悪い方にとっては、長時間正座などで座りっぱなしの状態はあまりよくありません。健康面・体調面を考えると、ここは掘りごたつの方がいいでしょう。

 

こういったお店を探すときは、ぐるなびや食べログなどで検索するだけでは不十分。ホテルや旅館でも「長寿祝い用の食事プラン」を用意しているお店もあるので、そちらでも探しておきたいですね。ぜひお母さんが喜ぶ食事会にしてくださいね!